今日も雨。
テザコ―ネ ミケランジェロ先生のイタリア語講座初回に行く。チャオ イタリア語講座。まるで垂れ流しのように聞くはしから忘れて行く。
晴耕雨読 フランクルの夜と霧を読む。 また収容所で、作業中だれかが、そばで苦役にあえいでいる仲間に、たまたま目にしたすばらしい情景に注意をうながすこともあった。……そしてわたしたちは、暗く燃えあがる雲におおわれた西の空をながめ、地平線いっぱいに、鉄色から血のように輝く赤まで、この世のものとも思えない色合いでたえずさまざまに幻想的な形を変えていく雲をながめた。その下には、それとは対象的に、収容所の殺伐とした灰色の棟の群れとぬかるんだ点呼場が広がり、水たまりは燃えるような天空を映していた。わたしたちは数分間、言葉もなく心を奪われていたが、誰かが言った。 「世界はどうしてこんなに美しいんだ!」……畑のスナップエンドウは軽く茹でて塩とオリーブ油で!そのままの味が嬉しい。わたしたちは自然のまえではなんと非力なものか知らされる。 Mi