建築家 藤森照信の建てた茅野市神長官守矢資料館を見に行って来ました。
神長官守矢家は古代から明治時代の初めまで、諏訪上社の神長官という役職を勤めてきた家で、其の守矢家の資料館を建てたのが守矢家のすぐそばで生まれ育った 東京大学助教授 藤森照信 工学博士 (当時)
ニラハウスやバカの壁の養老さんの家が有名ですけれど、この神長官守矢資料館の奇抜な建物で有名になられた方
写真ばかりでなく一度本物を見てみたかったのですよね。
建物も勿論ですが資料館の内容も興味深くてわざわざ行った甲斐がありました。
いちばん興味深く面白かったのが直ぐ近くにある高過庵と低過庵‼︎
空飛ぶ泥舟も面白かった〜
ニラハウスで変な建物 建てる人いるな〜とは思っていたけれど私が建築家 藤森照信を初めて認識したのは随分前になりますが木の上に茶室を造ったのを写真で見た時。
木の上にある茶室、高過庵! 冗談みたいと思ったけれど.....
其の気持ち、何だかわかるんだなぁ〜 私!
私も子供の頃に生家の庭の木の上に登って家を造ってた。
家といっても子供が造るのですから木の上の枝と枝に板を渡してムシロで囲っただけだけど........ 木の上の陣地みたいなもので木の上から向こうの家の横の道を通った近所の悪ガキにドングリ投げたりしてた元祖御転婆娘でした。
木の上や屋根に登ってばかりで危なっかしいと叱られたら、今度は庭に大きな穴を掘って家を造ったつもりになって遊んでました。
此れは祖母にちょうど良かったとゴミを捨てる場所にされてしまいましたけれど楽しかったな幼少の頃。造りながら気持ちがいつもワクワクしてた........
今回なんと‼︎ 驚いた事に藤森先生は高過庵の横に低過庵を造っているではないですか‼︎
地中に半分埋まった茶室⁈
此れは私が祖母にゴミ捨て場にされた地中の穴の家の立派版なのではないかと⁈
守矢資料館の案内の方に藤森先生の事をお聞きしたら、木に登り ここら辺の野原を駆け巡るワンパクだったとか......
なんだか藤森先生にお会いして幼少の頃のお話を聞いてみたくなってしまいました。
あぁ面白かった‼︎
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